ボーイになるなら絶対に知っておきたいキャバクラのハンドサイン9選
今まで接客仕事の経験がある人は、”ハンドサイン”もしくは”隠語”に馴染みがあるかもしれません。
例えば某高級スーパーI〇ET〇Nでは、トイレに行くことを「4番」、休憩に行くことを「1番」、不審者がいる場合は「24番」と言うようです。
キャバクラにもハンドサインがあり、それぞれのジェスチャーが意味を持っているので、これからボーイになろうと思っている方はぜひ覚えてくださいね。
キャバクラのハンドサインの役割とは?
キャバクラでのハンドサインは、ボーイとキャストの大事なコミュニケーションツールの役割があります。
というのも、営業中の店内は人の話し声や物音でノイジーになっているので、口頭で何か伝えようとすると大声になってしまいます。しかし、大声を出しているキャストに品は感じませんよね。
ボーイになるならこのハンドサインを覚えていないと、
■お客様を困らせる
■キャストを困らせる
と、ダブルパンチ状態になって多方面に迷惑をかけてしまうので、ぜひ最初に覚えておきましょう。
ボーイになるなら覚えよう!キャバクラのハンドサイン9選
お店によってハンドサインの種類や意味が異なることはもちろんあります。
なので、ここでは一般的に知られている・使われているキャバクラのハンドサイン9つを画像付きで解説いたします。
①灰皿
ハンドサインが両手で丸を作っている場合、「灰皿をください」という意味になります。灰皿は丸の形が多いのでこれは覚えやすいですよね。
キャバクラでは、灰皿にタバコが一本溜まるごとに新しい灰皿に交換するというルールがあるので、キャストから画像のハンドサインが出た場合は速やかに新しいものに交換しましょう。
②温かいおしぼり
画像のように実際におしぼりを持つことはありませんが、キャストから出されたハンドサインがおしぼりを絞ったようなものならば、「温かいおしぼりをください」の意味になります。
また、使い終わったおしぼりは、三角形にたたまれて机の角におかれているので、気づいたらすぐに下げましょう。
③冷しぼ
ハンドサインがぶりっこポーズのように、両手をグーにして爪と爪をこすり合わせるようにしている場合、「冷たいおしぼりをください」の意味になります。
これは、冷たいの「冷」と「爪」をかけたダジャレなので、「爪をこすり合わせたら冷しぼ!」と覚えやすいかもしれません。
お客様が酔っ払いはじめると、キャストからこのハンドサインが出やすくなりますよ。
④ゲストグラス
ハンドサインが親指と人差し指で”L”を作っている場合、「ゲストグラス」の意味になります。
お客様がボトルやシャンパン、ワインを注文した時や、お酒の割り方を変える時、人数分以上のグラスが必要な時によく出されるハンドサインです。
⑤場内指名
ハンドサインが床を指差していたり、手のひらで床を押さえるジェスチャーをした場合、「場内指名が入ったからココに残ります」という意味になります。
ボーイにとってフロア全体の付け回しを左右する大事なハンドサインなので、見逃さないようにしましょう。
⑥メニュー表
ハンドサインが本を開くようなジェスチャーの場合、「メニュー表をください」の意味になります。
このハンドサインは新規客についたキャストから出されることが多いので、気にするようにしましょう。
⑦アイス
ハンドサインがアロハポーズを逆さにしたものの場合、「アイス(氷)をください」の意味になります。これは、氷が入った容器「アイスペール」を持ち上げる仕草を指します。
本来ハンドサインが出る前にボーイが気づき、新しい氷の入ったアイスペールと交換しなければなりません。
⑧お会計
ハンドサインが指でバッテンを作っている場合、「お会計をお願いします」の意味になります。
お客様が帰る合図なので、このハンドサインが出たらボーイはお会計とお見送りの準備をしてください。
⑨チェンジ(SOS)
ハンドサインが人差し指と中指をクロスしている場合、「チェンジ、助けてください」の意味になります。
来店するお客様のなかにはセクハラが酷い人がいます。またその他にも、キャストがお客様の機嫌を取れない場合にこのハンドサインが出されるので、ボーイはさりげなくそのキャストを助けましょう。
まとめ
入店したお店のハンドサインと今回紹介したハンドサインが異なる場合がありますが、概ねどこのお店にもハンドサインという概念はありますので必ず最初に覚えましょう。
また、覚えるだけではなくキャストから出されたハンドサインにいち早く気づいてあげることが大事です。
ぜひキャストに頼られる”デキるボーイ”になってくださいね。