学生必見!キャバクラのボーイになれば社会人との接し方がわかる
キャバクラに来るのは主に社会人
キャバクラに来店されるお客様を観察すると、大学生や専門学校生はほとんどいません。
たまに「親が金持ちなのかな?」と思えるくらい豪遊する大学生もいますが、そういう方々はごく少数派です。
キャバクラの客層で一番多いのは社会人、それもサラリーマンの方々です。
俺の勤務先は大箱の高級店なので、サラリーマンの他に会社経営者や成功した投資家、景気の良い自営業者、有名人などもやって来ます。
また中には年金生活をしているとおぼしき高齢者の方も来店されます。富裕層と呼ばれるお客様もちらほらいて、そういう方々はこれ見よがしに「お金がある」とは言わず、お目当てのキャバ嬢にさりげなくお金を使いますね。
キャバクラに来店される方々の年齢層は幅広く色々な職業の方が来店される上に、ほとんどの方が年上のお客様なので接遇にはかなり気を遣います。
失礼のないようにお辞儀の仕方、言葉遣い、マナーなどは勉強していますが、想定出来ない事が起きるとパニックになり失礼な言動をしてしまう事も……。(汗)
そんな時、「それくらい何でもありませんよ」と笑って許してくれるお客様を見ると「俺もこんな風にゆとりある大人の男になりたい」と思って憧れますね。
お客様の対応を見て、お手本にしたいお客様の言動はチェックしています。社会的に成功されている方は、下っ端のボーイにも気を配って丁寧に感謝の言葉を掛けてくださいますよ!
学生のうちからボーイをやると社会人との接し方がわかるように
学生時代からキャバクラでボーイの仕事をしていると、社会人との接し方が分かるようになってきます。うちの店にも大学生がボーイのバイトをしていますが、最初は慣れずに怒鳴られたり叱られてばかりの新人でも、だんだん仕事の要領を覚えると信じられないくらいマナーや対応がスマートになっていきます。
もちろん仕事に慣れず(仕事が合わずに)辞めていく学生も多いですが、学べる事も多々あるようです。
最近もうちのお店でボーイのバイトをしている学生から、「酔っ払いのあしらい方やお客様との言葉遣いなど勉強出来て良かった」と言ってもらえました。
就職活動を本格的に始めるので辞めると聞きましたが、社会人と接する事で就職活動にも役立つのは間違いありません!
思わぬ人脈ができるケースもある?
キャバクラには色々なお客様が来店されます。地元でも有名な企業の重役や成功した投資家、自営業者、自由業の方など、普段あまり会えないような方と知り合えるのが大きな魅力です。
これは元同僚の話ですが、お店にやって来るお客様と仲良くなりお互い車が好きで良く話をしたら、なんとお客様は有名なディーラーの部長クラスだったそうです。
意気投合して「うちに来い!一緒に車を売ろう!」という話になり、先輩は福利厚生のしっかりした大手車メーカーの営業職に転職しました。
お客様に気に入られると人脈が広がりますし、思わぬ所から転職先情報が聞けたり異業種に引き抜かれる事もあるようです。
人脈の広がりが結果的にプラスになるかマイナスになるかは分かりませんが、新しい可能性が生まれるのは確かです。
学生の場合も同じ。人脈が広がる事で意外な利益が得られるかもしれません。「たかがキャバクラのボーイ」と思わずに、人脈を広げるためにバイトしてみるのはどうでしょうか?
色々と得られる事は多いはずですよ!